Do!シロートに輝ける場所を提供したい Do!シロート
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現場の空気がよくわかる 現役ライターのDoシロート大会参戦実録記

厳密なレベル分けで首都圏のフットサラーから支持されているフッサル大会Do!シロートで、新たな試みが始まった。

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(そもそもDo!シロートって何だ? という方はこちらのインタビューが読みやすい)

 

プロコーチ+個人参加+1DAYフットサル大会

 参加プレイヤーは個人参加フットサルの感覚で気軽に登録し、当日、現場で即席チームを結成。大会に挑むこととなる……。
だが、「Do!シロート」の試みが他と異なるのは、ここに日本サッカー協会のライセンスを持ったプロのコーチが登場することだ。

 初開催となった11月18日、会場にてコーチや参加者の声を聞いた。
「ひとりで何人も抜いて、得点を決めれる選手が集まる大会ではないし、また、そういう個人に頼って勝つチームにしても仕方がない。全員守備、全員攻撃。とにかく全力で走ってチームのためにプレーしてもらうこと。そこに喜びを感じてもらいたい」小林ヒロノリコーチ
「普段、自分のチームで超Doシロートに出てはボロ負けが続いているので、コーチがいるとどう変わるのかなって。楽しみにしてきました」(30代、女性参加者、フットサル歴1年)
 今回は初めての開催ということで、参加プレイヤーは「大人のためのサッカー教室」受講者が中心。午前に行われる「超Doシロート」 の部に2チーム、午後の「Doシロート」の部に2チームの計4チームがエントリーした。

 集合時間はそれぞれ試合開始の約1時間前。着替えを済ませた各プレイヤーは、コーチの指示に従って競技レベルと変わらぬ入念なアップを行う。ラン、ストレッチ、ボールタッチ。シンプルな内容だが、普段、初心者同士でチームを作っている場合、これだけでも新鮮な体験だ。
 こうして体の準備が整ったところで、次は頭の準備。場所をピッチ横に移して、コーチを中心にチームとしての戦い方に関してのミーティングが開かれた。

「なんだか緊張しますね。戦術ボードを見ながら話を聞いていると、これから試合だって気持ちになってくる。いい緊張感です」(30代、男性参加者。フットサル歴1年)
「攻守の約束事をひとつずつ。そのひとつずつをきっちりとやり続けることで、即席チームが徐々にチームになっていく。その過程を感じてもらいたい」(小林コーチ)

 守備に関しての指示は、ディフェンスの開始位置について。コートを便宜的に2段階に分け、「1」のサインが出た場合は最前線からのハイプレス。「3」のサインが出たら、ハーフウェーまで引き、ゾーンで守る。
 一方、攻撃に関してはキックイン、コーナーキック時に落としてシュートを打ち、ファーサイドにひとりが詰めるという形の徹底が指示された。

監督を囲んでのミーティング

ブラジル体操
試合開始+コーチの指示でモチベーションUP
 試合が始まった。
戦術ボードの前では頭に入っていた指示が、ゲームの中では吹き飛んでしまう。特にキックイン。慣れない4秒ルールに 焦ってしまい、すぐに蹴ってしまう。ベンチからは選手を鼓舞するコーチの声が響く。
 初戦の結果はAチームが0−1、Bチームが0−0。試合と試合の間のわずかな時間にコーチが修正点を伝える。
「みんなはミスをした後、がっかりしている。がっかりするのはいい。 がっかりしたまま走れ」
「今日、みんなに指示していることを徹底すると、2分から2分半走り続けることになる。しんどい。しんどいけども、ひとりが休んだら確実にやられる。最後は気持ちや」

 Do!シロート大会の「超ドシロート」「Doシロート」レベルには、ドリブルでふたりを抜き去り、試合を決められるような選手はまずいない。また、チームとして意図的なパスが3本、4本とつながるシーンもほとんどない。
 当然、この日の即席チームもレベルは同じ。コーチが付いたからといって、いきなりうまくなるわけではない。
「超Doシロート」に参加した2チームは結局、1点も奪うことができずに終わった。

「悔しい結果だったけど、楽しかった。自分のチームだと、それこそミスをしたらがっかり歩いていたけど、今日は走って戻った。戻って守備をしたら、そこからチャンスが生まれることもあって……。最後はチームになってましたよね」
(20代、男性参加者、フットサル歴1年半)
「普段のチームだと『女性は2得点だからゴール前に』と言われて、貼り付いていることがほとんど。守備なんて考えたことなかったけど、今日はみんなも見てるし、いい緊張感の中でプレーできました。コーチの作戦も新鮮だったし、ゴール前で待っているだけのプレーより、チーム の一員になっている実感があった。その分、ものすごく走って疲れましたけど(笑)」(30代、女性参加者、フットサル歴1年)
 それぞれが力を出し切ったという笑顔で話してくれた。

 一方、午後の「Doシロート」の部では初得点、初勝利もあり、参加2チームは6チーム中準優勝と4位という結果になった。徹底して 行ったキックインからのゴールも生まれた。準優勝チームは終了直前に失点しなければ優勝というところまで達した

参加者の顔ぶれ


 ハーフウェーまで引き、ゾーンで守る

記者自身もメンバーとしてプレー
 記者自身も午後の部のAチームのメンバーとしてプレー。チームとして組むのは初めての人たちと同じピッチに入った。1試合目、2試合目は周りがどんな動きをするのか、こちらを見てくれているのかと、呼吸の合わない場面も少なくなかった。
 それでも声を掛け合い試合を進め、ハーフタイムにメンバー同士で話をするうち、プレーがスムーズになっていく。コーチからのふたつの指示が軸になり、短時間で共通認識が生まれる。こうなると、試合が楽しい。即席の連携が生まれ、パスが2本、3本とつながるだけでも手応えがあった。
 この感触を普段自分がプレーしているチームへ持ち帰ることもできる。コーチが与えた指示のすべては、どんな初心者チームでも即使える実用度の高いものだった。
 自分のプレーはどの程度レベルなのか。
 コーチ付きの試合とはどんなものなのか。
 所属チームはないけれど、チームで大会に参加してみたい……
 さまざまなニーズに対応し、いつもとは異なる刺激を得られる場がそこにあった。

監督に指示された守備方法を実践
次回のコーチつき大会参加・開催予定

 不定期に開催予定。
現在確定しているのは、1月6日(日)@大田区体育館、14日(祝)@BUMBの「Do!シロート大会」で開催。
(申込は教室に会員登録の上、フットサル教室日程一覧より ← 募集開始は該当日の約2週間前から) 

「大人のためのサッカー教室」って何?
 

資格と情熱をもったコーチによる、大人の初心者を対象としたサッカー教室。
(週1ペースでフットサル教室も催行)
年間350日開催。(月〜木曜20〜22時にフットサルプラザBUMBで、週末は新宿から30分圏内のグラウンド・複数で)
まったくの未経験者から、所属するチームの活動に物足りない方まで、レベルにあわせた複数の授業が用意。
単なるトレーニングではなく、11人制サッカーの試合も頻繁に開催(当然コーチが監督を務めます)
会員数は2500人(07年11月現在)
詳細はホームページでご覧下さい。

「Do!シロート」って何?

初心者チームに特化したフットサル大会。
首都圏で毎週末に3〜4大会を開催。

Do!シロートのコンセプトについて、読み易くまとめたリポートがあるので お読み下さい。